日本のものづくりは小さなネジから大きな車まで、伝統的な盆栽から現代のアニメまで、様々な分野で世界中に高い評価を受けています。そんな日本文化の本質を知るには、実際に仕事をしている職人の姿を見て、その仕事を体験をすることが一番です。職人の仕事に対する考え方や伝統への思いなどを聞くことで、日本文化とは何かを学ぶことができます。
コースのポイント
DAY1 | 藍染体験 和菓子作り体験 |
丸森町の藍染スタジオ・親子で営む藍染工房「野風」と「伽藍」さんでは、藍染の基本行程を体験します。藍という単一な色でどんな時代にも着る人の魅力を引き出せる藍染についてお話を聞きます。 染料から自然のものにこだわっている想いや伝統技法を守る大切さと、自然と共に生きる考え方、さらに現代における伝統工芸の経営戦略を学びます。 |
DAY2 | 炭焼きの制作工程の見学 | 七ヶ宿町のすみやのくらし@七ヶ宿の白炭さんでは、炭焼きの制作工程の見学と、一部工程を体験。昔からある炭の活用方法と暮らしぶりを通じて、日本の伝統的で自然に沿った生活の一部を知ることができます。 備長炭(白炭)を自然に沿った形で焼く方法を通じて、ナラの木の生態とその恵みを知り、炭の持つ天然効果(マイナスイオンと遠赤外線)を活かした、エコな暮らしを体感できます。 |
DAY3 | ガラス細工制作/こけしの絵付け体験 | 村田町のキルロガラス工房さんでは、夫婦2人で25年以上にわたりガラス細工に携わり、天然素材とデザインにこだわっています。地域交流にも積極的で、英語での会話ができるため、じっくりと直接ガラス細工への想いのお話が聞けます。 倉敷やアメリカでもガラス細工を教えるほどのレベルの高い指導をしてもらいながら、吹きガラスによるガラス細工制作を体験します。 その後、白石市の弥次郎 こけし村さんでは、こけしの絵付けを体験。実際にこけし職人の作業場を見学させてもらうことで、職人の普段の仕事を観察することができます。 こけしを鑑賞し、絵付けを体験することでで、東北の伝統工芸を実践的に学びます。 |
DAY4 | スペインタイル作成体験 | 女川町の石鹸工房KURIYAさんでは、店舗見学を行い、環境にやさしい石鹸づくりを体験します。また、全くの異業種からの起業をしている社長さんのキャリアに関する考え方、仕事に対する取り組み方のお話を聞きます。 いまでは数少なくなった手作り石鹸をつくりながら、職人の起業へのストーリーを学びます。 その後、女川町のみなとまちセラミカ工房さんでは、復興の活動への協力が世界からも集まっている場での起業ストーリーのお話を聞きます。 日本で数少ないスペインタイル作成の体験をします。 |
DAY5 | 陶芸体験 | 蔵王町の万風窯さんでは、5世紀ごろに朝鮮半島から伝わった歴史ある様式を再現している窯を見学。また、ガスや電気窯が当たり前になった現代では非常に珍しく、日本古来の伝統的な焼き方での世界に1つだけの焼き物のお話を聞きます。 3つのコースから選択し、陶芸体験。初めてでも丁寧に教えてもらえます。英語での会話も可能です。①手びねりコース②電動ろくろコース③クレヨン絵付けコース その後、大河原町でリフレクションワークを行います。5日間の学びを整理するための時間です。 「何を見て」「何を聞き」「何を感じた」「どういう学びとなっているか」などを問いかけ、学びの落とし込みをいたします。 今一度5日間の出来事を振り返り、何が自分にとって印象的な体験・学びであったかを整理することで、学びを具現化します。 |
ツアー概要
◎ 開催日 | 2018年1月31日から7日間 2018年2月5日から7日間 |
◎ 参加費 | お一人様 99,750円 ※additional fee:×マークの食事費用、お土産代(事後配送物の輸送費含む)、プログラムに含まれない施設に行く場合の諸費用、東京ー宮城間の交通費 |
◎ 対象 | 日本の伝統工芸に興味がある・伝統工芸を作ってみたい |
◎ お申込み期限 | ツアー実施の3日前まで承ります。 |
◎ 主催 | 株式会社イーハトーブ |
◎ 行程 | 前泊 18:00以降前泊@仙台駅周辺ホテル ※Dinner× 1DAY 2DAY 3DAY 4DAY 5DAY 後泊 10:00チェックアウト※現地解散 現地解散後の行動は自由 ※Breakfast〇 |