観光施設だけを周遊するのではなく、日本の伝統工芸にふれられる「体験型」。日本舞踊体験では、日本舞踊の指導を通じて「日本のわび・さび」を学ぶことができます。また、伝統工芸体験では、「いわて県南伝統工芸協議会」とコラボレーションした特別コースで、マイスターの技にふれることが出来ます。
コースのポイント
DAY1 | 日本舞踊体験 | 1日目は一関にて、元禄時代の名女形・水木辰之助を流祖とする、日本舞踊・水木流の「槍踊り」や「猫の所作」などの所作(しょさ)を、名人から学びます。 浴衣に着替え、実際に日本舞踊を舞い、所作を体験することで、日本文化を肌で感じます。 その後、のれん、手ぬぐい、半纏、法被などの老舗染物屋。創業から96年の京屋染物店にて「藍染め」の体験をします。 浴衣やお祭りの半纏など、「染物」から日本文化を学びます。また、日本の祭りについても学びます。 |
DAY2 | 舟下り体験/製鉄所跡見学 | 2日目は一関にて、昔、砂鉄の採掘がおこなわれていた場所に流れる「砂鉄川」を、舟で川下り体験。日本刀の源である神様をまつる「舞草神社」に立ち寄り、「たたら製鉄所跡」を見学します。 一関市東磐井郡は、製鉄や金の採掘が行われていた場所。その技術や歴史を知り、産業の特性を学びます。 |
DAY3 | 彫金体験 | 3日目は奥州市にて、「岩谷堂タンス製作所」での彫金体験。岩谷堂箪笥は「平泉」が栄えていた頃の康和年間(1100年代)、藤原清衡が産業奨励に力を注いだ時代にさかのぼります。 伝統工芸の製作現場を訪問し、彫金体験を行う様子を見学。また一部作品の製作を体験します。 その後一関にて、丸三漆器「秀衡塗り」を体験。「秀衡椀」は文様に特徴があり。椀の上部には雲形を描き、金箔が貼られ、その間に草花や吉祥の図柄を配したユニークなもの。 漆や金箔文化に支えられた伝統工芸を製作しながら、この地域の歴史や文化に触れます。 |
DAY4 | ミニ太鼓作り 日本の山林体験 | 一関にて、「小山太鼓店」でのミニ太鼓作り。材木を自分の手と目で選び、伐りだしから最後までの行程を一貫して小山太鼓店で行う体制を貫く製造現場を知る。 地元産にこだわった素材と、「太鼓」という日本ならではの楽器を製作することでこの地域で育まれた歴史や文化に触れることが出来ます。 |
DAY5 | まちづくりディスカッション | 平泉町にて、「毛越寺」浄土庭園、「中尊寺」世界遺産の見学、世界遺産平泉の中尊寺には金色堂があり、毛越寺には浄土庭園があります。浄土庭園とは仏堂と苑池とが一体として配された庭園。平泉世界遺産センターにて震災後世界遺産登録を踏まえた街づくりについて説明を受けます。 1000年後も美しさを伝える歴史的背景と、寺を中心とした街づくりまた産業の発展について、震災後世界遺産登録を踏まえた現状を学べます。 |
ツアー概要
◎ 開催日 | 2018年1月31日から7日間 |
◎ 参加費 | お一人様 99,750円 ※additional fee:×マークの食事費用、お土産代(事後配送物の輸送費含む)、プログラムに含まれない施設に行く場合の諸費用、東京ー宮城間の交通費 |
◎ 対象 | 農業ビジネスを知りたい方(伝統的なものから最先端のものまで) |
◎ お申込み期限 | ツアー実施の3日前まで承ります。 |
◎ 主催 | 株式会社イーハトーブ |
◎ 行程 | 1DAY:2月11日(Sun) 7:56東京発(はやぶさ101号~10:08一ノ関→10:20一ノ関駅東口集合→10:30一ノ関駅出発(手配車)→10:40着付け体験(30分)→11:10日本舞踊体験①(60分)→12:10昼食→13:10日本舞踊体験②(60分)→15:00京屋染物店(120分)→17:00農家民泊体験 ※Breakfast×Lunch〇Dinner〇 2DAY:2月12日(Mon) 3DAY:2月13日(Tue) 4DAY:2月14日(Wed) 5DAY:2月15日(Thr) |