Save TABASHINE Program

束稲山麓地域社会貢献プログラムのご案内 農村地域と連携して地域活性化に取り組みませんか?

美しい農村景観と伝統文化を守る取組を
ご支援いただける企業を募集しています

【束稲山麓地域の取組】

束稲山麓地域

 束稲山麓地域(岩手県一関市舞川地域、奥州市生母地域、平泉町長島地域)では、洪水常襲地である北上川沿いの平らな農地と、洪水害が及ばない中山間地の農地の両方を活用して何世代にもわたり営農を行いながら、コミュニティを維持してきました。
 当地域では「束稲山麓地域世界農業遺産認定推進協議会」を設立し、この特徴的な農林業システムを後世に継承するため、世界・日本農業遺産の認定を目指す取組を進めています。
 その一環として、農村と企業が連携して地域活性化に取り組む「Save TABASHINE Program」を実施しており、ご参加いただける企業等を募集しています。

【中山間地域の現状】

束稲山麓地域の伝統芸能

 中山間地域では、高齢化や農家の減少が進んでおり、農地の保全や伝統芸能等の農村文化を維持することが難しくなってきています。

束稲山麓地域の総農家数


地域団体の活動

五区楽そば倶楽部(一関市舞川)

代表 氏家 明

五区楽そば倶楽部

 昔ながらの農業で脈々と受け継がれてきた土地を守るため、「そば」の栽培と販売を通じた地域活性化に取り組んでいます。
 近年ではメディアにも取り上げられ、乾麺(そば)の販売が好調で作付面積を増やしています。そのためそばを収穫するコンバインの購入を検討していましたが、当プログラムによりご支援いただき購入費の一部に充てることができました。
 また、年々そばの収穫量が増えていることから、そば粉を使った新商品の開発や、そばビールの開発も進めています。毎年開催している「新そばを楽しむ会」では市内の方々に楽しんでいただけるイベントとなっています。

  • 五区楽そば倶楽部
  • 五区楽そば倶楽部
  • 五区楽そば倶楽部


14区営農環境保全会(平泉町長島)

代表 真篭 光幸

14区営農環境保全会(平泉町長島)

 束稲山の麓で、千年の時を超えて今も変わらない棚田の耕作を続けています。
 ここに暮らす私たちは、かけがえのない自然との調和を図りながら棚田や江戸時代から続くため池の管理、水源涵養のためのブナ林の手入れを多くの地域住民が参加して行っています。また、新規作物を試験栽培し、特産品の開発を目指しています。
 作業中、カモシカが様子を見に来る環境の中、年代を越えた交流を図り、楽しみながら取り組んでいます。

  • 14区営農環境保全会(平泉町長島)
  • 14区営農環境保全会(平泉町長島)
  • 14区営農環境保全会(平泉町長島)


いちのせきシェア農園 PlayFarm(一関市舞川)

代表 櫻井 陽

いちのせきシェア農園 PlayFarm(一関市舞川)

 岩手県一関市内の若者有志で、束稲山麓地域にある※金山棚田を中心にシェア農園を管理しています。金山棚田は畳2枚から8枚くらいの小さな田んぼ約50枚が連なる棚田です。開墾当時の姿のまま、機械はほとんど入れず、昔ながらの手作業で続けてきました。
 所有者が高齢のために耕作を断念しましたが、若者有志が地域の方の力を借りて、シェア農園という新しい形で棚田の存続に挑戦しています。
※金山棚田は日本経済新聞の「NIKKEIプラス1なんでもランキング」の「コメ作りが生んだ棚田10選」7位に選ばれました。

  • いちのせきシェア農園 PlayFarm(一関市舞川)
  • いちのせきシェア農園 PlayFarm(一関市舞川)
  • いちのせきシェア農園 PlayFarm(一関市舞川)


参加企業の声

株式会社スーパーオフィス(東京都)

代表取締役 五日市 文雄様

株式会社スーパーオフィス(東京都)

 そばの種まき・そば打ち体験に参加させていただいたほか、地ビールフェスティバルや、近くの名所を案内していただくなど、地域の方達と楽しく交流させていただき、とても感謝しています。
 地域振興にも役立ちたいと思い、そばのビールやお菓子の話も提案させていただきました。寄付金の返礼品としていただいたお米とおそばは、会社の良い宣伝になっています。
 第二の故郷を作る気持ちで、今後も関わって行きたいと思います。

株式会社アイザヤジャパン(東京都)

代表取締役 菅原 勇哉様

株式会社アイザヤジャパン(東京都)

 私は一関市東山町出身で、現在は東京とパラオ共和国で旅行会社を営んでおります。地元を離れて既に33年、故郷に貢献したい気持ちでいたところ本プログラムを知りました。
 束稲山麓地域の新米をお歳暮に送っておりますが、大変好評で再注文もよく頂戴致しております。遠くにいても、この活動を通じて故郷の素晴らしさを紹介できることに感謝しております。
 今後も微力ながら束稲の美しい風景と伝統文化を保護するべく活動を続けていく所存です。

「Save TABASHINE Program」とは

束稲山麓地域の一層の活性化を図るため、農地・景観保全や魅力づくり等に取り組む地域団体を、企業等が資金面で支援する取組です。

Save Tabashine Program

・協議会は、地域団体と企業等とのマッチングを行う。
・企業等は、協議会に1口200,000円を寄付し、地域団体は寄付金を活用し活動に取り組む。
・地域団体は、企業等に対して返礼品を送る。

返礼品について

(返礼品の例)束稲山麓地域で生産されたお米180kg(2kg×90袋)
(返礼品の例)束稲山麓地域で生産されたお米180kg(2kg×90袋)

支援している地域団体から、返礼品が送られます。返礼品の内容は、地域団体と企業等が協議し決定します。
お取引先様やお得意様への贈答用としてご活用いただけます。(贈答用として送付する場合は、別途送料をいただきます。)

世界農業遺産をめざす『束稲山麓地域』紹介動画

束稲山麓地域の映像はコチラからご覧いただけます

お問合せ先

株式会社イーハトーブ東北
〒021-0894 岩手県一関市磐井町2-13
0191-26-0015(受付時間:平日9:30〜18:00)

発行

束稲山麓地域世界農業遺産認定推進協議会
(事務局)岩手県県南広域振興局農政部農政調整課
岩手県奥州市水沢大手町1-2 / ℡ 0197-22-2841

(2020年12月発行)

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